最近恐ろしい事に気が付いた。女友達との会話で、「更年期かも」というセリフが、頻繁に出て来るようになってきた。相手が変わっても、同年代の女達に会えば、必ず出て来る。「更年期入ったかも」、「これって 更年期障害のひとつ?」もはや 自分の母親や、オバちゃんたちの話ではない。「自分達の話」になってきた。その現状にハッとした今日この頃、、、。OMG!自分より遥かに上の、年寄りに起こる未知の病だと思っていたのに、そんなお年頃に もう自分がなっちゃっているなんて。
いつまでも若ぶっていたいアタシ達は、「更年期」と自分が重なり合うのを避けるべく、今までは「ババ菌!」のように「更年期」という言葉を お互いに擦り付け合っていた。(メンタリティーは小学生。)
でもね、ちょっとの事でイラッ、ときたり、落ち込む時はズドーンと落ち込んだり、涙腺の緩み度が広がったり、疲れが酷かったり、異様に眠たくなったり、今まで 気にすることの無かった心と体の変化に気付き始めると もう無視はできない。これは真っ向から受け止めるしかない、と思うようになってきた。やっと。
しかし、そもそも 更年期とは、更年期障害とは、なんぞや。
知らないで避けるのでなく、知って直面するべし。先日、初めてインターネットで調査してみた。
「更年期とは、女性ホルモンを分泌する卵巣の働きが衰えて停止し、女性ホルモンが欠乏した状態で体が安定するまでの時期を指します。
具体的には、閉経をはさんでその前後10年ぐらいの期間を指しています。」
http://kounenki3.web.fc2.com/
そうかあ、閉経になる前から 更年期の期間に入るんだ。
40代、50代となるにつれ、卵巣の中にある卵胞が激減する。それにより、卵巣の機能が衰える。つまり、卵巣から分泌されるエストロゲンやプロゲステロンなどの女性ホルモンの量が減るということ。そうすると、体のホルモン環境全版に影響を及ぼすことになる。
いや~ん!
卵巣から十分にホルモンが分泌されないところに、脳下垂体から刺激ホルモンが分泌され、女性ホルモンのバランスが崩れる。
「そうすると、自律神経の働きや情動まで影響を受け、様々な症状が襲ってきます。これが更年期障害です。」http://kounenki3.web.fc2.com/
女友達にすぐさま電話する。「アタシ、更年期の枠にもう入ってるよ、絶対。」
彼女に、前日ハビーの言動に瞬時で激怒となり、メラメラと脳みそが燃え上がった、という話をした。驚くのが、100分の1秒の速さで「自分なりの解釈と結論」を出し、それが怒りに変わるという事。そして、勢いで責め立てた後、豆鉄砲をくらったハビーの冷静な説明を聞き、まったくの誤解だったことが解る。そうすると、取り付いていた物が去って行くかの如く、すーっと冷静になり、視界が見えて来る。
「私も。最近それしょっちゅうやってる、旦那がかわいそうなくらい。」と彼女。
「怖い、、、。女性ホルモンが減るって、鬼婆になるってこと?」
そこで すかさず彼女が一言、「納豆だよ。」
納豆。確かに納豆は体にイイというけれど。
「納豆にあるイソ何とかっていう栄養が、女性ホルモンのエスト何とかっていうのと同じ働きをするんだって。私、毎日食べてるよ、今。」
またインターネットに戻る。
「更年期障害を改善する食品 納豆
納豆の原料である大豆の主成分と言えば『イソフラボン』です。
イソフラボンは女性ホルモン(エストロゲン)に似た働きをしてくれるので、加齢によって減ってくるホルモンを補充することができます。」
おお!これか。
しかもアンチエイジングの効果も有り!皮膚を若く保つ働きをし、老化防止にも役立つ。抗酸化作用もあるから シワやシミの原因となる活性化酸素の働きも抑える! 毎日食べてる彼女の気持ち、わかります。更年期の枠に入っている私たちには、魔法のような食べ物じゃない!
早速近所の「Anzen」に飛んで行く。大量買いだぁ、と冷蔵庫を開けると、ひとつのメーカーの納豆がすっからかんになっていた。これも更年期障害に悩む乙女の仕業だと瞬時に解釈。同志がここポートランドにも五萬といるんだよね。
ポートランド。よく考えたら、ここはアメリカ。なのに日本の納豆が手に入る。臭くて、発酵している一見とんでもない食べ物が輸入許可されて日本から運ばれてきている。日本人もしかりだけど、渦中の女達には もう無くてはならないホルモン安定剤。アメリカに住みながら 納豆が買える幸せを改めて感じた日曜の午後だった。この安堵感が、まずは 更年期障害のひとつである鬱状態を軽減することになるだろう。
Kiki
参考資料:
http://kounenki3.web.fc2.com/
http://jyoseikonenki.sblo.jp/article/42487667.html
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